ヤフーの歴史とヤフー広告

はじめに
ヤフージャパンはグーグルと並ぶ検索機能を持っています。また広告もヤフーリスティングというグーグルアドワーズと並ぶ2大広告を有しています。ここではそのヤフーの歴史とヤフー広告について紹介をしていきます。
歴史
まずヤフーの歴史について紹介します。これはヤフージャパンに行けば見ることができますが改めて紹介をしていきます。
1996年1月:ヤフー株式会社が誕生。
1996年4月:ヤフージャパンが開始。国内初の商用検索サイトです。
1996年:天気予報やニュースなど日頃の情報を調べることができるようになりました。
1997年:株式を店頭公開
1999年:ヤフーメール・ヤフーショッピング・ヤフーオークションを開始
2000年:1日の総アクセスが1億PVを突破
2001年:ヤフーBBを開始
2002年:検索連動型の広告を開始
2003年:東証一部に上場
2004年:1日の総アクセス数が10億PVを突破
2008年:アイフォンの最適化サービスを開始
2012年:ショッピングサービスの「LOHACO」を開始
2013年:Yahoo!ショッピングの出店料と売上のロイヤリティを無料化
2015年:スマホ版のトップページを無料化、またアスクル株式会社を連結子会社化に。
2019年:会社分割で持ち株会社体制に移行する。
広告
ヤフー広告はリスティング広告とディスプレイ広告の2種類があります。
リスティング広告は検索の上に有料で掲載することのできるサービス(ヤフーリスティング)のことをいいます。
ディスプレイ広告はヤフーニュースなどの右上に載る広告です。掲載先はヤフーだけでなく提携先のエキサイト・ビーイング・ネイバーなどにも対象になります。
リスティング広告もディスプレイ広告もクリック型の課金です。その商品やサービスに興味を持っている方が内容をクリックすると課金がなされます。
ヤフーリスティング
ヤフーリスティングは興味ある方(例えば海外旅行)が検索で表示される内容に興味ある方があなたのサービスをクリックすると課金がなされます。まあ海外旅行1キーワードで検索するとJTBやHISなどの超大企業が上に出てきますのであなたのサービスが上に来ることはまずありません。
キーワードで設定が必要なのはマッチタイプ・ウオッチリスト・配信設定・入札価格・最終リンク先のURLとスマホ向けのURL・トラッキングURL・カスタムパラメータ・ラベルなどです。
その中でもマッチタイプというところにミソになります。マッチタイプとはキーワードの一致のことで完全一致・フレーズ一致・絞り込み部分一致・部分一致などがあります。
初期の方はあまりお金を使いたくないので完全一致で行う方が多いのかなと思われます。そうなるとなかなか検索表示がなされずにクリック単価が逆に高くなってしまうことがあります。また広く取って部分一致にしてしまうと購買などのアクションを起こす気のない方に多くのクリックをされてしまって広告代金を一気になくす可能性があります。このあたりのさじ加減が難しいところになります。
設定方法
ヤフーリスティングの設定方法について紹介します。
まずヤフープロモーション広告に入ってスポンサードサーチ・キャンペーン管理・新規作成の順にクリックをします。
次にキャンペーン名を入れます。一般にサービス名などを入れておけば良いでしょう。あとはそのサービスの開始日と終了日を入れておきます。
次に1日あたりの予算を設定します。予想外にクリックを多くされてしまいますとその日の24時を待たずに広告配信ができなくなります。ただそれ以上課金をされることもありません。
次にターゲットを決めます。地域・曜日・時間帯などの設定を行うことができます。
次に広告のグループの設定を行います。広告のグループはキーワードと広告を登録できる機能です。広告のグループ名や入札価格を入力します。保存して次に行きます。
次にキーワードの登録を行います。ここが最も大事です。自社の商品やサービスに関するキーワードを入力します。たとえばあなたの商品名を入力します。その後候補を表示というところをクリックすると、その商品名に対する関連のキーワードが出てきます。これをどこまで入力するかが肝になります。
次に広告の作成を行います。広告名はグループの中で他の方との識別をするための機能です。
次にタイトル1・2を入力します。タイトルは検索に表示される広告の見出しです。
次に説明文を入力します。説明文は検索結果に表示される広告の本文です。登録したキーワードを含む文章を分かりやすく短文で伝えることが重要になります。
次に最終リンク先URLを設定します。このURLはクリックがされたときの最終のランディングページが基本になります。
次に内容を確認して保存を設定します。
次に広告入金の入金を行います。その後広告の審査があります。公序良俗に違反しているサイトや以前に重大な違反行為をした方などは審査で合格しない場合があります。
通ると広告掲載がなされます。日々の広告のパフォーマンスを見てキーワード・料金・地域・曜日などの設定を常にカスタマイズする必要があります。
ヤフー検索を利用する方は50歳以上の方が多いです。中年の方や年配の方が購入をしそうな商品やサービスを提供することが重要になります。以前はグーグルアドワーズの方が購買につながった時もありますが、今は中年以上の方でもネットから商品やサービスを利用する時代になりました。ですのでヤフーリスティングでも扱う商品やサービスによっては購買のチャンスは大いにありそうです。
参考資料
ヤフージャパンの歴史:https://about.yahoo.co.jp/info/history/
UNIAD:https://www.uniad.co.jp/210317
GLAD-CUBE:https://www.glad-cube.com/
ヤフー広告:https://promotionalads.yahoo.co.jp/online/start_step2.html